PJ_2018_01 三ノ輪の家 House in Minowa 三ノ輪にある住宅のリノベーション。築年数不明、密集した住宅地にある長屋を分割したような細長い空間の2階建ての古民家。極力構造には手を加えず、水回りなどの必要な機能を追加し、細長い空間が明るく開放感を得られるように心がけた。1階は洗面、風呂、トイレをコンパクトにまとめ、キッチンはカウンターテーブルにも使えるように一部をアイランド型とし、階段を桁階段に変更し2階からの光を取り込めるようにすることで、ダイニングの薄暗さや圧迫感を与えないようにした。2階は天井を取り払い丸太架構や屋根の野路板を現し仕上げとし、寝室とリビングはベンチになる小上がりを設け間仕切らずに領域を分け、収納の扉には既存の型ガラス入り木製建具を転用するなど、古民家ならではの荒々しさを残しながら、開放感を得られるようにした。 所在地延床面積竣工施工LocationTotal AreaCompletion dateContractor 東京都荒川区44.42㎡2018.2東協建築Arakawa, Tokyo44.42㎡2018.2Tokyo Construction